KDX125SRブレーキフルード交換

【ブレーキフルード交換】

 ちょっとブレーキフルードが汚くなっているなぁ・・・この前交換したのは
 入手した時だからかれこれ、3,4年経っている、液だけでも交換しておき
 ましょうかね

 手元にあるのはDOT4の1L缶・・・まぁこれで
 取りあえず、リアから行います。 ビニールホースを準備して・・・


 リザーブタンクの蓋が作業しずらいので、タンクを車体から外して行いましょ


 蓋をプラスドライバーで開けるとこんなゴムの膜が出てくるので傷つけない
 様に形を元に戻します。

 中を覗くと・・・ちょっと濁った茶色になっているでしょ?

 ビニールホースをブリーダードレインに繋いで、空き缶に逃がすように差込
 めがねレンチを使って緩め(締め)る準備をします。


 ブレーキペダルを手でキュコキュコして降ろした状態で、ドレインを緩めます。

 すると、ブレーキフルードがパイプ内に排出されてきます。
 めがねレンチで締めてから、ブレーキレバーを戻せば、逆流することはないので
 エアーも逆流で吸うことも無い訳です。

 これを繰り返せば段々リザーブタンクの液が減ってきます、切らすと上からエアー
 を吸うので、その前に新しい液を補充していきます。

 繰り返して、レバーに硬さがあって、液も完全に入れ換わって、ビニールパイプ
 に透き通った新しい液が出てくれば完了です。逆の手順で組み付けてOK


 今度はフロントですね・・・ 液は意外と透き通っているなぁ・・・
 やる手順はリアと同じですけどね


 ディスクカバーは外さないと作業できないなぁ

 チェーンをちょっと横に置いといて


 コツとしてはフロントはリアに比べてホースが長いからか?
 エアー抜きがしにくい気がする・・・ そこでいくつかの技があります。
 その1 エアーを下にあるキャリパードレイン以外に、上にあるマスターの
 バンジョウボルトから抜く・・・

 ボルトをウェスで包み、ブレーキレバーを握る&レンチを緩めるとボルトの
 隙間からフルードとエアーがジュブジュブと抜けてきます。そのままレンチで
 ボルトを締めてやれば、レバーを戻してもエアーを吸って混入することは無い
 のでドレイン以外の上からホース内のを抜くことが出来ます。

 ウェスは飛び散って塗装とかに行かない様にする為に巻きます。

 次なる手は、タイラップなどでレバーを握った状態にして一晩とか置いて(出来れば
 マスターシリンダー側が上になるようにハンドルを切って)自然とエアーが浮き上が
 ってマスターシリンダーのリザーブタンクに出てくる様にするという方法です。


 ここまですれば、完璧でしょう・・・

 さて、最後に、もしブレーキフルードが塗装に着くと溶かしてぷよぷよにしてし
 まうので、これらは水で洗い流す必要があります。 (アルコール系なので水溶性
 水で洗い流せる)


←戻る

inserted by FC2 system