KDX125SRリアショック(KDX200SR)流用

【リアショックが抜けちゃいました】

 元々ショックの腰が無いなぁとは思っていたのですがとうとう抜けてしまいました、

 なんか、車体下に黒い油染みが・・・これは?指に取ってみるとさらりとした黄緑の

 油・・・あっ?! リアショックがとうとう漏れ出したのか? しばらくは騙し騙し

 乗っていたのですが、いい加減、ダンパーが死んでピョンピョンと跳ねだしたので、

 ショックを交換する事に、とはいってもオークションで捜すもKDX125用は意外

 と少ない・・・いやあっても程度が悪い・・・それならいっそKDX200〜250

 のかKX125のか?! オークション画像を見ながらネットで情報を集めると、

 一応、実例は幾つかある、どうやらフレームやショックの一部を削って干渉を避ける

 必要があるらしい、取付けボルトの径が違うのでカラーで吸収するらしい、自由長は

 それ程、大差ないらしいという事が判明する。


 【失敗!!】

 とりあえず、安く3000円でKLX250用のリアショックを入手・・・

 長さは違うが、これはショックのスプリングテンションを上のリングである程度は調

 整できるし、リンクプレートの穴の位置で変更できるので大きな影響は無いと思われる。

 ところが・・・組んでみて致命的な失敗が・・・リザーブタンクが左側なのでエアークリ

 ーナーとどうしても干渉する、反転させて使えないかとも思ったが今度はフレームにもろ

 に当たってしまう・・・これなら寸法が一緒でリザーブタンクの無いDトラッカーのショ

 ックにして置けばよかった・・・と後悔する。

 とりあえず、装着してテスト、エアークリーナーを外してパワーフィルターにすれば何と

 か使えなくはない見たい、でも・・・トルク感も加速も悪くて、こりゃ駄目だ・・・ノー

 マルセッティングのありがたさを実感してパワーフィルターは却下する事に・・・失敗は

 成功の元とは良く言ったもので、大体の目安が付きました、再度安いショックを求める事

 に・・・Y億で入札、今のショックで乗れるので急ぐ必要は無く、値上がりしたらさっと

 手を引いて次にという感じで時間がちょっと掛りましたがKX125用は価格が上がった

 ので見送ってKDX200用のを3100円で入手しました。一応オイル抜けも無い様な

 ので良し・・・


 【リベンジ】

 さて、今度は上手くいきそうなので手順を記録していきましょうね

 アンダーフレームにビールケースを入れて車体を浮かせます、そんでサイドカバー、シー

 トを外します。

 シェラウドを外して、燃料タンクも下ろします。そうそう燃料パイプを外す時にはコック

 をOFFにするのを忘れないように・・・

 サイレンサーも外して置いて、ショックの過重を無くす為に、リアホイールの下に空き缶

 を入れてスイングアーム自体を浮かせる様にします。

 リンクのプレートも外します。下側のマウントは間隔・サイズ・ボルト径ともKDX125

 とボルトオンなので何も加工しなくて入れ換えが出来ます(これはKLXショックでも確認済)

 ショックを外してエアークリーナーを外した所です、フレームの形状が観察できます。

 上部マウントの方はKDX125よりもボルトの径が一回り細くて若干(左右に5mmづ

 つ位?)隙間が開きます。これはホームセンターでカラーを購入して高さだけ削って現物

 合わせしたら、ぴったりと収まってしまいました。ボルトもホームセンターで購入した物

 に交換しました。(KDX200のショックのボルト径のものに)

 カラーを入れた所です。

 それでもフレームにショックユニット自体が干渉するので避ける為に切削加工します。

 ショック本体の左右とリザーブタンクの基部を削ってやります。勿論内部のオイル経路な

 どを傷つけない程度にです。最初はショックのみの加工だけでできないかな?とも思った

 のですが・・・やっぱり別のサイトでの例の様に限界があるのでフレームもちょっと削ら

 ないと無理みたいでした・・・

 削ったら防錆の為にクリアを吹いておきます。なんせ塗装を剥いで金属地出しちゃいまし

 たから・・・本当はライムグリーンを吹くところですが、それをするなら燃料タンクや、

 擦れて錆が出ているフレーム表面も綺麗にして全体に吹きたい所です・・・現段階では、

 防錆できれば良いや・・・でもあまりに違う色では目立っちゃうのでクリアって訳です。


 下部マウントは前述の様に幅もボルト径もリーチも同一ですので無加工で大丈夫です。

 ショックの角とフレームの干渉部分を削ってあるのでなんとか収める事ができました。

 とは言っても、リザーブタンクが小物入れの蓋を止めるステーに干渉します・・・・。

 「いーや削ってしまえ!!」昔のオフロード車みたいに書類/工具はポーチ収納でも行ける。

 それと書類入れのBOXとも干渉します。・・・これも切っちゃえ・・・ビニールかポリ樹脂

 なので切った破片を熱で溶着してBOXの形状を修復しました。(→サイドのカバーさえ

 取り付けできれば中に収納できる様に)・・・現在未着手なので・・・無用な加工だった?


 上部の隙間はカラーでボルト径と共に調整済みこれは前のショックそのままでOKですね。

 下のボルトも留めます・・・その前にちょっと長さ合わせをスプリング上部のリングをフ

 ックレンチで回して初期イニシャルを調整して合わせておきます。

 自作のリンクプレートです、一般にある車高下げではなく伸びたKX125フォークに合

 う様、車高上げになる様にしてあります。

 サスを収め、車体を下ろして動作チェック・・・大丈夫です。あとはエアークリーナーB

 OXやCDIなどの電装部品を取り付けていきます。

 サスを収め、車体を下ろして動作チェック・・・大丈夫です。あとはエアークリーナーB

 OXやCDIなどの電装部品を取り付けていきます。



 【完成】

 完成です、何とか収まりました、動作自体はしっかりしたショックは良いですね「どっすん」

 としても、オイルダンパーがショックを吸収してくれます。

 サイドカバーもステーを溶接したら使えるかも・・・でも少し外に出っ張り出て邪魔かな?

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