KDX125SR自家メンテナンス

  KDX125はえ〜ね、 90年代当時はオフロードもブームでエンデューロレース
  の初心者でも参加できる草レースが各地でそれこそ毎月開催されていましたが、今は
  下火になってもうだめ・だめですね。 元々125ccはあまり人気のあるクラスで
  無い事、最近になってスカチューン・モタードとオフロード車がベースとして注目さ
  れたり、125ccが維持費の安いセカンドバイクとしてのクラスで注目されたりと
  以外に、安く・良い状態(オフロード車の形態を保ったまま)の車両が見当たらないの
  が現状です。

  そんな中で見ると当時のライバル HONDA CRM80、 SUZUKI TS
  125、 YAMAHA DT125と比較しても 倒立フロントフォークに別体式
  ガスショックなど、ちょっと贅沢な装備でレースシーンでも馬力(ノーマルでも22
  ps)のあるエンジンで大活躍だった記憶があります。実力・人気ともに、このクラ
  スでは一番でしたから一応、販売台数自体は出ていた気がします(それでも他社の1
  25cに比べてで200/220/250ccに比べたら少ないでしょう・・・)
  また、KAWASAKIは結構、別車種からの流用できるものが多く、KDX125
  の場合もKXのエンジン部品、足回りや上位機種の足回りなどをそのまま、または小
  加工のみで流用できるなんてメリットもあります。私も、時間と金・機会があれば、
  これらに挑戦してみたいですね(125の倒立フォークは片側しかオイルダンパーが
  入っていないとか、スイングアームが鉄で200とかはアルミだとか・・・でも、そ
  れを流用で移植している例がネットでは多々見受けられるの)

  現在の2サイクル規制の御時世、125cc以下の排気量制限がある中では、今でも
  車体性能・エンジン出力では上を行く車両が今後出るとも思えませんし、4サイクル
  の125cc以下のでは出力が無さ過ぎです・・・そこで、予算少々なので安い車体
  を(その分、程度それなりかな)買って、自分で修理し直せば大丈夫でしょ・・・と
  言う訳で? 買っちゃいました(笑)

  なぜ? KMDX125R かって? ベース車がKDX125SR で 一部 KMX125の部品を使っていて
  それでいて、 KX125のフロントフォーク・ホイール・ブレーキで、RSVのチャンバー・サ
  イレンサーは最初から着いてて、 ライトやら 他にもカスタムしているので
  なんとなく 「R」 笑)

  ・KDX125レストア
  ・KDXカスタムとメンテナンス
   【エンジン】
    ・ギアオイル交換
    ・クラッチ
    ・ガスケットシートの自作
    ・ウォーターポンプ・メカニカルシール

   【タイヤ】
    ・フロントタイヤ
    ・リアタイヤ
    ・ブレーキフルード交換

   【車体】
    ・フォークスタッドボルト
    ・リアショック流用(KDX200SR)
    ・フレーム・燃料タンク再塗装

【KDX125SRについて】
 ユーザーしか判らない(スポンサーの関係で雑誌には載らない)事をちょっと
 語ってみましょう・・・ 最近はネット上のオーナーズクラブとか掲示板でも
 出るので、珍しい事ではないのかもしてませんが
 欠点としては
 ・フロントフォークは片側しかダンパーユニットが入っていない
(コストの為?上位機種は違うのに)
 ・リアスイングアームが鉄で錆びるし、幅が狭いので細いタイヤしか入らない
 ・ヘッドライト暗い
 ・ハンドルロックキーがフレーム側面ステム部にあって使いにくい&キーを折ったり
 ・右側面の小物(書類)入れのカバーは紛失しやすい
 ・フロントブレーキ効かない(KXやKLXの2ポットに交換がメジャー?)
 ・ラジエター片側だけで冷却が不足
 ・KIPS(排気バルブ)はオイル&カーボンで固着しやすい
  (まぁこれは他社のでも同様の部分なので固有の欠点ではないが)
 ・冷却水−ギアオイル間のメカニカルシールが漏れやすい(オイルがコーヒー牛乳になる)

 良い点は
 ・フルサイズボディ
 ・タイヤもフロント21インチ、リア18インチのフル(ちょっと細い)
 ・ブロックタイヤでも干渉しないのでそのままレースに使える
 ・パワーがあるのでまともに走る、 しかも125ccは維持費が安い!!
 ・灯火・電装系がボルト数本・コネクタ外して、取り外せる、しかも走行に支障がない
 ・バッテリーレスなので放置?でも始動一発!!

とまぁこんな所でしょうか? おもちゃに、セカンドバイクにと考えればかなり
遊べる車種とは思うんですけどね・・・上位(排気量)機種に比べるとコストダウン
? 同じ部品でいいのにわざわざ安っぽくしている部分がある風ですね

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